
どこにでもあるようなおいしい食事に出会えた時、人は孤独から解放される。
いやね、そういうマンガが密かに流行って、密かにドラマ化されたのも知ってたんですよ。
ただ、中年独身男の食べ歩きなんて地味じゃないですか。
しかも、松重豊って知ってます?まあ、観れば「ああ、あの人か!」ってスグ分かるんですが。
グルメ漫画というと「美味しんぼ」とか「ミスター味っ子」みたいな、食材がなんだか忘れそうになるような人間ドラマが一緒についてきて、純粋にグルメを楽しめないというか・・・あるいは、普段自分が食べてるものにあまり関係ないからいいや~と。
どうせ「孤独のグルメ」もそんなもんだと思ってたんですよね。
だからこの記事書くために初めて見ました。
えぇ、原作すっ飛ばしてドラマからです。
あーそれでですね。
もう記事書くのが嫌になってるんですよ。
書いてる場合じゃないです、飯ですよ飯!
うまい飯がですね、きっとワタシを待ってるんです!
「あ!あんな感じの店、ウチの近所にもある!あそこにももしかしてウマイものが・・」
しかもこのドラマですね、中途半端な時間に見ると大変な事になります。
まだメシ時まで2時間はあるのに、猛烈に腹が減ってきたぞ!とかね。困るでしょ?
そういう時にポテチとかでごまかすのはいけないんです。
なんか食べに行かなきゃ!
ドラマの作りの方もイヤラシイ事になってましてね~。
前半はグルメ関係ないんです。
主人公の五郎のツマラナイ日常がダラダラ続いて、
「おいおい、いつになったらウマイものが・・・」
そう思った頃にようやくうまそうな店を探し出す五郎。
そうそう、早くうまい飯プリーズ!
それでですね。
出てくるものは特別グルメで高級な食物じゃないんですが。
「実際にそのへんの店にありそうなもの」
が出てきてですね。
ん~うまそう・・かな?とか思ってるとこに五郎が
「うまい・・・・シャクシャクシャク」
とかですね。
そこらのグルメ番組とは全然違う意味で、
「気がつくと口を開けたままニヘラ~っとした顔で見るドラマ」
です。
あ、もうそろそろいいですか?
私もそろそろ、おいしいお店を求めに旅立ちますので。
最後に一言。
主人公の五郎は決して孤独なんかじゃありません!
これだけ真摯に食事に向き合える紳士が、孤独なわけがないのです。
私もきっと、おいしいゴハンがあれば、それを出してくれる店があれば寂しくないのです!
井の頭五郎バンザイ!ヽ(`Д´)ノ
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