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「おはよう、フェルプス君!」 古いファンだとそんなフレーズが真っ先に思い浮かぶのが「スパイ大作戦」。
リメイクされた劇場版の「ミッション・インポッシブル」でも重要な場面でこのセリフ出てきましたよね。 そう、あのトム・クルーズ主演の「ミッション・インポッシブル」の元祖が、35年程前から放映されたTV版「スパイ大作戦」。
「スパイ大作戦」は日本での放映名で、原題は当時から「ミッション・インポッシブル」だったんですけどね! ちなみにリメイク版「ミッション・インポッシブル」は、ジム・フェルプスを演じたピーダー・グレイブスなど「スパイ大作戦」当時のキャストからは不評だったそうです。
そんなフェルプス君がリーダーだと思ってHuluで「スパイ大作戦」の第1シーズンを見てみると 「おはよう、ブリックス君!」 あれれ?どうやら第1シーズンだけはダン・ブリッグス(スティーブン・ヒル)がリーダーだったようです。
ちょっと肩透かし。
私も小さい頃に再放送で何度か見たきりで、なんか工作員がすごい活躍をするスパイ映画・・なんて印象でしたが、今回この記事を書くのに改めて見てみると、 やれ、金庫破りがドアに手を挟まれて指が使えなくなり、代わりに大男をカバンに詰め込んで金庫破りさせるだの。
やれ、変装の名人が某国の将軍(北○○じゃないですよ!35年前だし)の特殊メイクをはがした後、ゆっくりシャワー浴びてる間に将軍の手下に見つかるだの 「手際わるっ!」 とか言いたくなります。 というより、お前ら素人じゃないんだから、もうちょっと何とかしろよ!と(笑)
それでも最後にはどうにか帳尻あわせて華麗に脱出したりするんですけどね。
超人的な能力を持つスパイというよりは、ちょっと器用な公務員が(ドラマ見る限りまさにその通りなんですが)四苦八苦しながらどうにか任務を成功させて、 「成功というのは、失敗を繰り返しつつ、フォローやリカバリーを積み重ねたその先にあるんだよ。」 という、メッセージにもなっている気がします。
だからかなー、リメイク版が旧キャストに不評だったのは。 アレってトム・クルーズが男前だったからってだけでなく、なんか苦悩するスーパーヒーローのサスペンス物って感じでしたもんね。 リメイク版の「ミッション・インポッシブル」というより、どちらかというとサラリーマン的な悲哀ごたまぜの工作員職人?の物語「スパイ大作戦」は、Huluでシーズン7まで全て配信中!