Hulu番組紹介

Huluで観れる「海外ドラマ」「映画」「アニメ」などを紹介しております。

いつかきっと、そこへ行ける。「エンタープライズ」はそのための道標。

「エンタープライズ」の名は常にアメリカ合衆国と共にあり、そして「スタートレック(邦題:宇宙大作戦)」以降は宇宙と共にあった。

 
人類初の往復型宇宙船「スペースシャトル・オービター」の1号機は当然のように「エンタープライズ」。
これは訓練用で宇宙には行かなかったが(※チャレンジャーの爆発後、エンタープライズを復帰させて宇宙へ送り出す計画もあったが、結局予備パーツを集めて「エンデバー」が新造された)、人類初の民間宇宙船として多数の旅客のパックオーダーを抱えるヴァージン・アトランチックの最初の実用宇宙船もまた「エンタープライズ」と名付けられた。
 
だから、宇宙艦隊として初めてワープ5の高速を発揮し、単独での宇宙探査を可能にした宇宙船に「エンタープライズ」と名付けられるのは当然の話だろう。
これは、最新のUSS.エンタープライズFに至る一連の「エンタープライズ」の中で最初の一隻が、未踏の地へ踏み出す第一歩の物語である。
 
舞台は22世紀中盤。
核戦争で滅びかけた人類が、時空を超えて飛来したUSSエンタープライズDによるコクレーン博士への干渉(映画「スタートレック ファーストコンタクト」)で宇宙船の建造とワープ1での宙航に成功し、バルカン人とのファースト・コンタクトを経てからほぼ100年後。
 
バルカン人は相変わらず地球人類を論理的思考のできない未開民族として見下し、宇宙世界での外交にまで深く干渉してくる事に人類が困惑する中、それまでコンタクトの無かったクリンゴン人の地球への飛来。
そして、完成したばかりの「NXエンタープライズ」(惑星連邦以前の地球連合所属であることから、まだ「USSエンタープライズ」ではない)で急遽行われる事になった、クリンゴン母星を目指した初のミッション。
 
尊大なバルカン人を副長に迎えて艦内の人間関係がギクシャクする中、最初のミッションをどうにか成功させた彼らに、母星(地球)は更なる宇宙探査の継続を命じた・・・というお話。
 
映画「スタートレック ファーストコンタクト」と初代「スタートレック」(宇宙大作戦)の間の宇宙艦隊創世記を描いた初のストーリーで、米本国ではえらく不評で打ち切りになっちゃった。
 
たぶん「異星人同士が文化の壁を乗り越え、理解し、新たな異星人と出会う」というスタートレック定番の流れが本場米国では飽きられたんだろうけど、こういうのは日本では「様式美」として受け入れられるので、むしろ初心者からコアなマニアまで安心して見られると思う。
 
宇宙艦隊の草創期らしく「エンタープライズ」の運用そのものも手探りだし、スタートレック・シリーズでは定番の「転送装置」も
 
「こんなので転送されたら裏返しになるんじゃないか?」
(たぶん、初期開発でそういうトラブルがあったのかな?)
 
なんて忌み嫌われて人間の転送はギリギリまでやらなかったりで、人類もソロソロと忍び足で「スタートレック」の世界に入ったんだな、というのがよくわかる。
後にワープ13まで達する宙航速度も、この作品ではワープ5で期待の快速船扱いだし。
 
というわけで、本国での評判は気にする事無く、勇んで宇宙探査の世界を覗いてみよう!
huluではちゃんと最後のシーズン4まで配信されてるので、これを見終わってから、同じくhuluで配信されてる「宇宙大作戦」を見るのがいいかも?
 

Huluで今すぐ視聴!今なら無料視聴実施中!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

トラックバックURL

ページ上部に